皆さんこんにちは!
横浜・みなとみらい21の中心にそびえる「横浜美術館」を紹介します。
建物と空間の魅力
1989年11月3日、横浜博覧会のパビリオンとして始まり、正式開館した横浜美術館は、丹下健三氏の設計による左右対称で堂々とした外観が印象的です。中央のグランドギャラリーは吹き抜けの開放空間で、18mの天井とガラス天井によって自然光が降り注ぎ、季節の移ろいを肌で感じられる“都市の内広場”のよう。
また、これが日本で丹下氏が初めて設計した美術館であることも特筆すべきポイント。建物自体が「みる・つくる・まなぶ」という美術館の理念そのものを体現しています。
歴史と収蔵コレクション
開館当初約3,453点だった所蔵品は、2025年には15,000点超という規模に成長しています。収蔵は19世紀後半以降の近現代アートを中心とし、印象派やポスト印象派(モネ、セザンヌなど)から、ダリ、ピカソ、マグリットなどのシュルレアリスム作品まで幅広く所蔵。
〈コレクションハイライト〉には以下のような作品が含まれています:
イサム・ノグチ:「Sun at Midnight」
パブロ・ピカソ:「Woman Sleeping in a Chair」
サルバドール・ダリ:「Mural Painting for Helena Rubinstein ‘Fantastic Landscape—Heroic Noon’」
ルネ・マグリット:「The Museum of the King」
大原美術館収蔵の日本画や写真家・長谷川潔など所縁の深い表現も多数
また、新日本画の父・今村紫紅、版画家長谷川潔、草間彌生や奈良美智といった現代の人気作家まで網羅されています。
リニューアルと現在の展覧会
2021年からの約3年にわたる大規模改修を経て、2025年2月にリニューアルオープン! 設備面が大幅に刷新され、より居心地の良い空間にアップデートされました。
現在開催中の「おかえり、ヨコハマ」では、開港前から現在までの横浜の歴史を8章構成で紹介。埴輪や浮世絵から戦後の写真、現代アートまで、多様な時代を芸術的視点で通覧できる内容です。
体験・設備
横浜美術館は展示だけでなく、以下のような楽しみも満載です:
アトリエ・ワークショップ:子どもから大人まで気軽に創作体験ができる場。
美術図書室:約24万冊の蔵書を誇る資料スペースで、静かに調べものができます。
カフェ&レストラン:ミュージアムショップ併設。フランス料理のレストランや、展覧会にちなんだメニューも楽しめます。
ミュージアムショップ:展覧会グッズやポストカードが豊富。
アクセスと基本情報
所在地:横浜市西区みなとみらい3‑4‑1
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」3分、桜木町駅から徒歩10分。
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)。木曜休館(祝日の場合は翌日)。
入館料:常設展500円(大人)程度。企画展は別料金です。
まとめ
横浜美術館は、単なる「絵を見る場所」ではありません。壮大な建築美、豊かなコレクション、創作・学びの場、美味しい休息スポット――これらが融合し、「都市のサロン」のような存在です。
休日にふらりと訪れ、グランドギャラリーでぼんやりと光を浴びながら、気になる作品に出会い、カフェで思索を深める…そんなゆるやかで贅沢な時間が過ごせるはず。みなとみらいの街とともに歩む「アートな一日」、あなたもぜひ体験してみてください。
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