横浜大空襲から８０年

皆さんこんにちは

桜木町店伊藤です。

本日5/29は横浜大空襲から80年が経ちました。

1945年5月29日、横浜市は第二次世界大戦末期の空襲で、

アメリカ軍のB-29爆撃機およそ500機が来襲し、横浜市街地に大量の焼夷弾を投下しました。

この空襲によって市内の約4割が焼け、8,000人以上が命を落としたといわれています。

当時の横浜は、貿易港としての機能に加え、軍需産業の拠点としても注目されていたため、標的となったと考えられています。

市内には木造住宅が密集しており、一度火の手が上がると瞬く間に延焼し、

多くの人が避難する間もなく火に包まれ、街は一夜にして焦土と化してしまいます。

復興には長い時間がかかりましたが、港町ならではの国際性や開放的な文化を活かしながら、横浜は再び活気ある街へと成長していきました。

現在の横浜を歩いていると、みなとみらいや山下公園、赤レンガ倉庫、中華街など、にぎやかで美しい風景が広がっています。

一見すると、かつて大空襲で大きな被害を受けた街だとは思えないかもしれません。

しかし、市内の一部には慰霊碑や資料館があり、当時の被害や人々の暮らしを今に伝えています。

この歴史を知ることは、平和の尊さを再認識し、二度と同じ過ちを繰り返さないために大切なことです。

戦争を乗り越え、今では多くの笑顔が行き交う横浜の街。

いつもなにげなく過ごす街の過去を時に振り返り歴史をしっかりと受け止め、次の世代へと語り継いでいきたいですね。