久々に家族で赤レンガ倉庫へ

レトロと現代が交差する場所――横浜赤レンガ倉庫でゆるり休日散歩

休みの晴れた午後、ふと思い立って家族で「横浜赤レンガ倉庫」へ。
最近ちょっと疲れ気味だったので、潮風に当たりながらぼーっと過ごす時間が欲しかったのかもしれません。桜木町駅からぶらぶら歩くこと15分ほど。みなとみらいの景色を眺めながらの散歩も、なかなかのリフレッシュになります。

赤レンガ倉庫に近づくと、どこか懐かしい雰囲気が漂ってきます。明治・大正時代の建築物がそのまま残され、今ではショップやレストラン、イベントスペースとして生まれ変わっているこの場所。観光客にも地元民にも愛される横浜の定番スポットです。

倉庫の中に入る前に、目に留まったのはキッチンカー。
バニラとストロベリーのミックスソフトをゲット。潮風に吹かれながら、ベンチに座ってぺろり。なんでもないけれど、こういう時間が一番贅沢なのかもしれません。

赤レンガ倉庫の中には、ハンドメイド雑貨やセレクトグッズのショップがいくつも入っています。
小さな陶器のマグカップや、革のキーケース、キャンドルなんかをひとつひとつ手に取って眺めているだけでも楽しい。気づけば1時間以上も滞在していました。

今回は、ラベンダーの香りがする小さなアロマスプレーを購入。仕事の合間に使おう。

倉庫の外に出ると、ちょうど夕焼けが始まっていました。
オレンジに染まる空と海、そしてその奥に浮かび上がるベイブリッジ。
スマホで何枚もシャッターを切ってしまうくらい、美しい景色でした。

ふと横を見ると、芝生エリアでは大道芸人がパフォーマンスをしていて、子どもたちが大喜び。遠くから音楽の音も聞こえてきて、「この街って、やっぱりいいな」と思わされる瞬間でした。

赤レンガ倉庫は、日が沈んだあとのライトアップも見どころのひとつ。
倉庫の重厚な赤煉瓦が、柔らかな光に照らされて、まるで別世界のように浮かび上がります。カップルが手をつないで写真を撮っていたり、三脚で本格的に撮影する人もいたり。それぞれがこの景色を大切に楽しんでいるのが伝わってきます。

「何をするわけでもないけど、ここに来たくなる」
そんな気持ちを思い出させてくれる場所が、横浜赤レンガ倉庫です。

一人でも、友達とでも、家族とでも、デートでも。
どんなシチュエーションでも、ちょうどよくなじんでくれる不思議な空間。

またふらりと立ち寄って、自分のペースで過ごしたいな。
そう思いながら、赤レンガ倉庫をあとにしました。