読み方が難しい野毛山公園に次ぐ「掃部山公園」

皆さんこんにちは

桜木町店伊藤です。

本日は桜木町は野毛山公園に次ぐ有名な公園「掃部山公園」についてご紹介です。

掃部山公園（かもんやまこうえん）は、横浜市西区紅葉ケ丘に位置する歴史ある公園で、自然と文化が調和した憩いの場として親しまれています。

掃部山の名称は、幕末の大老・井伊直弼に由来します。

井伊直弼は1858年に日米修好通商条約を調印し、横浜開港に尽力しました。

その功績を称えて、旧彦根藩士たちが1881年にこの地を購入し、井伊家の所有となりました。

1909年には井伊直弼の銅像が建立され、1954年に再建された現在の銅像が公園内に立っています。

公園は1923年に横浜市に寄贈され、現在の名称で親しまれています。

公園内には約200本の桜が植えられ、春には見事な花見スポットとして賑わいます。

また、日本庭園や池を配した和風の景観が広がり、四季折々の自然を楽しむことができます。

子ども向けの遊具や健康遊具も設置されており、家族連れにも適した施設です。

公園の一角には横浜能楽堂があり、能楽の公演や展示が行われています。

また、毎年夏には「虫の音を聞く会」が開催され、鈴虫の音色を楽しみながら、野点や琴、尺八の演奏などが行われます。

このイベントは1965年から続く伝統行事で、地域の文化交流の場となっています。

掃部山公園は、JR「桜木町駅」から徒歩約15分の距離にあり、紅葉坂を登った先に位置しています。

公園内にはトイレや水飲み場、ベンチなどの施設が整備されており、快適に過ごすことができます。

掃部山公園は、歴史的背景と自然、文化が融合した魅力的な公園です。

井伊直弼の銅像をはじめとする歴史的な要素と、四季折々の自然、そして文化的なイベントが訪れる人々を楽しませています。

横浜の中心地からアクセスも良好で、散策やリラックスした時間を過ごすのに最適なスポットと言えるでしょう。