皆さんこんにちは!
本日のグルメ情報は、横浜で生まれたシーフードドリアです。
【シーフードドリアはホテルで誕生した】
洋食レストランや喫茶店ですっかりおなじみのシーフードドリア。日本で人気の高い洋食メニューの一つですが、それもそのはず。シーフードドリアは、横浜のホテルニューグランドで生み出された料理です。創作者は、日本のホテルのレストランに革命を起こしたことで知られる初代料理長のサリー・ワイル氏。当時、ホテルのレストランでは、一般的に定食が提供されていましたが、ワイル氏は一品料理を豊富に用意し、誰もが喜ぶレストランを目指しました。そんなワイル氏が手がけた創作料理の一つが、シーフードドリアでした。
元祖といえるホテルニューグランドのシーフードドリアですが、その魅力は、バターライスの上にたっぷりの小海老のクリーム煮をのせていること。とろっとしたクリームとバターライスの相性は絶妙です。さらに、そこにソース・モルネ(ソース・ベシャメルに卵黄とチーズを加えたもの)と、チーズをかけてオーブンで焼き上げることで、グラタンのような食感と深いコクを与えています。シーフードのうまみがたっぷり詰まった、濃厚でありながらやさしい味わいの一品です。
今も愛されるホテルニューグランドのシーフードドリアですが、その始まりはワイル氏の粋な計らいによるものだったといいます。当時、ワイル氏は「コック長はメニュー外のいかなる料理にもご用命に応じます」とメニューに書き、お客様一人ひとりの要望に応じて料理を提供していました。この時代のシェフは、厨房から一歩も出ないという風潮がありましたが、ワイル氏はお客様と対面し、気さくにリクエストを受けるという、いわば型破りなシェフでした。
皆さんも桜木町近く行ってみてください👍👍👍👍
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