皆さんこんにちは!
本日ご紹介する施設情報は
「横浜大さん橋国際客船ターミナル」
こちらは横浜の開港をきっかけに生まれた停泊所です。
老朽化に伴い、初期のターミナルは解体され、2002年に新しく国際客船ターミナルが完成し、人々の憩いの場となっております。
長さは430メートルもあり、海にせり出した無料開放の屋上デッキは、みなとみらいや山下公園、ベイブリッジまで見ることのできる昼も夜も絶景スポットです?
まず、大さん橋の歴史についてです?
ナチュラルながら独特の世界観を持つ設計は、1995年に日本で行われた国際コンペティションで選ばれました。日本でのコンペティション史上、世界各国から過去最高の660作品の応募があり、その中から当時無名だったスペイン人建築家アレハンドロ・ザエラ・ポロとイラン生まれの女性建築家ファッシド・ムサヴィ夫妻の作品が選ばれました。
一見、日本的とは思えない設計だが、外観や天井の折り重なる形状は折り紙を参考にしつくられており、ところどころに日本らしさも取り入れられています。屋上は波を、2階は船をイメージして作られております。このターミナルは内外ひっくるめた、ひと続きの空間を意識して作られており、非常に複雑な設計となっています。
なんと、同じ部品がひとつもないそうです。建築には非常に卓越した腕を持つ大工職人が日本全国から500人以上集まったそうです。中には宮大工として修業を積んだ測人も含まれ、彼らをもってしても1平方メートルを仕上げるのに丸2日かかることもあったようです。
これは日本だからこそ実現できた設計ではないでしょうか!?
大さん橋からの眺めはとても良い景色です?
大さん橋を一周すると、みなとみらい21地区、横浜ベイブリッジ、マリンタワーなど横浜の名所を一気に堪能することができます。運が良ければ富士山や、スカイツリーも望むことができます!日没の時間帯に行くと、空の色の変化や、夜景まで楽しむことができおすすめです?
また、大さん橋は船の停泊所ですが、大さん橋自体が大きな船のようで、船上にある公園をお散歩しているかのような気分を味わえます。
展望デッキへの道は、全体的に緩やかなカーブを描いているため、スロープが多くなっております。そのため、ベビーカーやかいだんの上り下りがきつい方でも、ゆったりと景色を楽しみながらお散歩することができます!?♀️
カップルにもおすすめのスポットもあります!
「横浜三棟を一望すると願いが叶う」という言い伝えをもとにできたスポットとなります。
ターミナル内の売店では大さん橋限定の南京錠も販売されており、願いを込めて思い出つくりに括り付けていくのもおすすめです??
ぜひ桜木町に来た際は大さん橋行ってみてください!?