皆さんこんにちは!
本日のグルメ情報は、神奈川県の郷土料理のけんちん汁です。
神奈川県の郷土料理で、神奈川県民に親しまれている野菜と豆腐の汁です。生まれは横浜のお隣、鎌倉にある建長寺で、その歴史は何と 700 年とか。落としてしまい崩れた豆腐を無駄にせず野菜と煮込んで作った汁が始まりと言われています。まずはニンジンや大根、里芋などの根菜類や季節の野菜、コンニャクを乱切りにしてごま油で炒めます。そこに昆布やシイタケから取った出汁と潰した豆腐を加えて煮込み、醤油で味付けして、刻んだネギを乗せて出来上がり。神奈川県内の飲食店で定食や丼ものとセットでいただきましょう。
大根やにんじんなどの野菜を油で炒めてから煮込む料理。その発祥には諸説あり、中国の精進料理である普茶(ふちゃ)料理の一種である巻繊(けんちゃん)が日本語になったという説と、鎌倉の建長寺で作られる「建長汁」がいつしか「けんちん汁」と呼ばれるようになったという説がある。けんちん汁は現在では日本各地で食されているが、建長寺では700年以上も前から食されており、一説によると、建長寺で修業した僧侶が各地に派遣されるとともに全国に広まっていったのだという。建長寺のけんちん汁は精進料理であるため、動物性の食品は使わず、だしも昆布やしいたけからとる。粗食のイメージがある精進料理にもかかわらず、多くの野菜が使われるのは、他の精進料理で余った野菜くずを無駄なく用いて作ったからである。
けんちん汁には豆腐をくずして入れるが、そのきっかけは、建長寺の初代住職が、修行僧が落としてしまった豆腐を拾い集めて洗い、汁の中に入れたことからという逸話が残っている。
家庭で一般的に作られているほか、各地の飲食店でも提供されている。2018年・2019年に建長寺で行われた「建長まつり」では、大鍋で作ったけんちん汁が来場者にふるまわれる催しが行われた。毎年2月に行われる建長寺節分会でも、福男・福女として豆まきに参加する人々の食膳にはけんちん汁が供されている。また、鎌倉市の小学校給食では、地域の郷土料理としてけんちん汁が年3回ほど提供されている。
皆さんも桜木町近くに来た際行ってみてください👍👍👍👍